蜂のキライなにおいでバシッと撃退!オススメ蜂よけグッズ【場所別・時期めやす】
ハチの巣駆除出張専門館
スタッフの山中が分かりやすく教えます!
「今年こそはハチに巣を作られる前に、蜂よけグッズで対策したい!」
「蜂撃退グッズの実際の効果とクチコミを知りたい!」
こんにちは!ハチの巣駆除出張専門館の山中です。
今回の記事では、ハチ駆除業者おすすめの蜂よけグッズを厳選して紹介します!
市販の蜂よけグッズは、使用する場所や用法を守って適切に使用することで効果を発揮します。
しかし「蜂の嫌がる匂いや、殺虫成分の入った薬剤ってたくさんあるけど、結局どれがいいの…?」と悩む方は多いはず。
そこでこの記事では、次の表で書かれた製品の使い方と注意点についてくわしく解説していきます。
- 特定の場所に1〜2匹の蜂が飛んでくる
- 去年ハチの巣を作られた場所を予防したい
- 毎年同じ場所にハチの巣を作られる
※注意※
すでに巣が作られている場合、蜂よけグッズは根本的な解決にはなりません。 蜂よけの効果が持続するのは、せいぜい1〜2週間が限度です。
家の周りに巣を作られた方は、問題の元となっている蜂の巣を取り除くことが最大の解決方法です。 巣のサイズが小さいうちに、蜂駆除業者に相談してみてください。
▶「家に巣を作られた…今すぐ駆除してほしい!」という方は、ハチの巣駆除出張専門館にお気軽にご相談ください。
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オススメ蜂よけグッズ
この記事で紹介する蜂よけグッズは、次の7つです。
オススメの時期 | 場所 | 画像・名称 |
---|---|---|
3〜5月 | ◯ ベランダ、玄関、庭 | 蜂用殺虫スプレー |
3〜5月 | ◯ ベランダ、庭、畑(土の表面) | 木酢液 |
3〜5月 | ◯ 室内、ベランダ、庭 | ハッカ油 |
3〜5月 | ◯ 室内(居間やキッチン) | アロマ |
3〜5月 | ◯ 高所、木の枝 | 液体トラップ |
6〜8月 | ◯ 室内、屋根裏(巣ができたあとでも) | 燻煙剤 |
3〜5月 |
◯ 軒下、木の枝
|
自作蜂よけグッズ |
それぞれの商品をくわしく見ていきましょう。
【3〜5月】ハチ専用殺虫スプレー(もっとも手軽な蜂よけ)
費用 | 800〜3,000円 |
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オススメの使い方 |
|
場所 | ◯ ベランダ、玄関、庭 |
注意点 | ✕ 植物、ペット |
まずは、蜂の巣駆除で使用するスプレー式の殺虫剤について紹介しますね。
虫全般に効果のある殺虫剤や蜂専用の殺虫スプレーのことを「忌避剤」といいいます。
スプレーを巣を作られたくない場所にかけておくと、巣作り予防の効果があるんです。
オススメの殺虫スプレー
使い方
使い方は、巣を作られたくない場所の半径1メートルぐらいに、殺虫スプレーを2〜3回吹き付けておいてください。
雨が降ると忌避成分が流されてしまうので、1〜2週間あいだをあけて、定期的にスプレーしておくのがよいですね。
注意点
ただし蜂用の殺虫スプレーには強力な殺虫成分が含まれているので、庭やベランダで使用するときは、植物やペットに殺虫成分がかからないようにしましょう。
また、ハチ用の殺虫スプレーは噴射力が強いです。
室内で使用すると家具や壁に薬剤がついて、ネバネバすることがありますので、できるだけ屋外での使用をおすすめします。
殺虫スプレーの健康への被害が気になる方は、この下で紹介する木酢液やハッカ油やアロマを検討してみてください。
【3〜5月】木酢液・ハッカ油・アロマオイル(土や植物に。環境に優しい蜂よけ)
木酢液やハッカ油など、スースーする蜂の嫌いな匂いをスプレーで撒いたり、ペットボトルに入れて吊るしておくと、庭やベランダに蜂がとまりにくくなり、巣作りの防止になります。
蜂への効果が高い順に並べると、「木酢液>ハッカ油>アロマオイル>食用酢など」となります。
順番に見ていきましょう。
1. 木酢液
費用 | 700〜3,000円 |
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オススメの使い方 | 巣を作られたくない場所(土の表面)に、予防として |
場所 | ◯ ベランダ、庭、畑 |
注意点 | ✕ 原液で使用 |
木酢液とは、木炭を焼くときに出た煙を冷やしてできた液体のことです。
木酢液には酢酸やアルコール成分が含まれていて、殺菌・防虫効果が高いと言われています。
殺虫成分こそないものの、火や煙が苦手なハチを寄せ付けない効果があります。
オススメの木酢液
使い方
使う場合は水に対してほんの少量、200〜500倍ほどに薄めて使用してください。
1リットルの水に対して2cc(小さじ1杯)がめやすです。
注意点
原液は濃度が強すぎて農作物やペットに悪影響なので、必ず薄めてから使用しましょう。
2. ハッカ油
費用 | 1,200〜3,000円 |
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オススメの使い方 | 巣を作られたくない場所(植物、家具など)に、予防として |
場所 | ◯ 室内、ベランダ、庭 |
注意点 | ✕ 猫、鳥類、フェレット |
ハッカ油はミントの1種から作られる精油です。
蚊やハエなどの虫よけ・掃除・身体のケアに効果があります。
清涼感のある独特の香りは、蜂よけにも効果的。
自然由来の成分なので、殺虫スプレーよりも人体に優しく、薬局でも手に入るのが嬉しいですね。
オススメのハッカ油
使い方
巣を作られたくない場所に、ハッカ油と水を混ぜてスプレーしておきましょう。
ハッカ油スプレーを作るときは、次の材料を参考にしてください。
- ハッカ油:10〜20滴
- エタノール(無水・消毒用どちらでも):10ml
- 水:90ml
分量はだいたい「10倍希釈」で使用してください。
※ハッカ油は油分なので、そのままでは水と混ざりにくい性質を持っています。先にハッカ油とエタノールを混ぜておき、そのあとで水を加えましょう。
注意点
動物でいうと、猫や鳥、フェレットはハッカ油のにおいを嫌うので使用を避けましょう。
犬はOKです。 水と混ぜてハッカ成分を薄めれば、散歩時の虫除けにも使用できます。
ハッカ油スプレーは、100mlあたり約300円ほどのお値段なので、かなりコストパフォーマンスがいい蜂よけです。
3. アロマオイル
費用 | 1,000〜3,000円 |
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オススメの使い方 | 巣を作られたくない場所(居間やキッチン)に、予防として |
場所 | ◯ 室内 |
注意点 | (効果:低) |
蜂はミントなどのハーブのにおいを嫌います。
同じく、メントールなどのスッとしたにおいが嫌いとも言われています。
木酢液やハッカ油を用意できない方は、メントール・ペパーミントのような清潔感のある香りのアロマオイルを使うことを検討してみてください。
上で紹介した木酢液・ハッカ油と比べると効果は低めですが、自然由来で人体への影響が少ないので、居間やキッチンでも使用できます。
オススメの蜂よけアロマオイル
使い方
- アロマオイル:10〜20滴
- エタノール(無水・消毒用どちらでも):10ml
- 水:40ml
スプレー容器に水またはエタノールを10mlほど入れ、そこにアロマオイルを10〜20適ほど垂らします。
ガラス棒でよく混ぜたあと、精製水(もしくは水道水)を40mlほど入れ、よく振ったら完成です。 5倍以上の希釈を意識しましょう。
注意点
ローズマリー・ラベンダー・タイムなどのハーブは、かえってミツバチやハナバチなど花の蜜を採取する種類のハチを寄せ付けてしまうので使用を避けましょう。
ユーカリレモン、カンファーといったアロマは、ダニの発生源になる可能性があります。
蜂よけとしてアロマを使う場合、ペパーミントがもっともオススメですが、ケトン類含有のため、乳幼児、妊婦、授乳中、てんかん患者の方は注意してください。
皮膚刺激の可能性があります。
食用酢に蜂よけ効果はある?
結論からいうと、食物酢に蜂よけ効果は望めません。
たしかに酢のすっぱい匂いと殺菌効果は、よく虫よけに利用されます。
しかし食用酢の場合、おいしそうな匂いでかえって虫を集めてしまう結果になりかねません。
ネットショップやホームセンターで売っている虫よけ用の酢は、アブラムシやダニ・シラミ・蝶の卵など、小型の虫に効果を発揮するもので、ハチやアブ、ゴキブリなどの大きな害虫には効き目が薄いとされています。
蜂対策で使用するなら、上で紹介した木酢液やハッカ油をおすすめします。
【3〜5月】液体トラップ(去年巣を作られた人向け。女王蜂の捕獲用)
費用 | 500〜1,500円 |
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オススメの使い方 | 巣を作られたくない場所(軒下や木の枝)に、予防として |
場所 | ◯ 高所、木の枝 |
注意点 | ✕ 5月以降の使用 |
コバエホイホイのように、ハチの好きな匂いで惹きつけて捕獲するタイプのトラップも存在します。
使い方
軒下やベランダ、木の枝に吊り下げることで、巣作りをはじめる前の女王蜂を捕まえられます。
注意点
ただし働き蜂が増える5月〜11月に液体トラップを下げると、かえって家に蜂を集める原因になります。
液体トラップを使用するのはあくまで巣作りが始まる前、3〜5月のあいだと頭に入れておきましょう。
【6〜8月】燻煙剤(室外機や倉庫に。狭い空間の蜂よけ)
費用 | 1,000〜3,000円 |
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オススメの使い方 | 巣を作られた場所(屋根裏や室内)に |
場所 | ◯ 室内、屋根裏 |
注意点 | ✕ 屋外 |
蜂は火や煙を嫌うので、屋根裏や室内の蜂避けには、バルサンなどの燻煙剤も効果があります。
ハチ専用の燻煙剤はめったにありませんが、「ピレスロイド含有」と書かれた燻煙剤であれば、ハチにも効果があると考えて大丈夫です。
オススメの燻煙剤
効果は、使用から1〜2週間ほど持続すると考えてください。
注意点
使用時の注意点として、燻煙剤は引火しやすいので、火器の併用は厳禁です。
燻煙剤を使うときは必ず火の元栓を閉めましょう。
また、燻煙剤は室内用ですので、ご近所の迷惑にならないよう屋外では使わないようにしてくださいね。
効果あり!簡単で安い自作蜂よけグッズ(軒下やベランダに)
手間はかかりますが、家にあるものでカンタンにつくれる自作蜂よけグッズを2種類紹介します。 どちらも3〜5月の春先に使える蜂対策です。
- 新聞紙でつくる疑似巣
- ペットボトルトラップ
1. 新聞紙でつくる疑似巣
まずは、「偽物の蜂の巣」の巣を軒下や木の枝に吊るしておく方法について。
今年もアシナガバチが巣を作る場所の偵察に来ました。巣を作らせない方法として成功したのはこれ。巣に見立てた物を吊るす。先約が居ると思わせるそうです。薄荷も試したけど効果なかったので、ネットで調べたらこれが出てきました。
— sakiko@ (@sakikob_w) April 12, 2018
今のところ毎年成功しています。 pic.twitter.com/zGmVGBtcEW
3〜5月にかけて巣作り場所を探す女王蜂が「あ、ここには別の蜂がいるんだな」と勘違いして、別の場所に行ってくれる可能性があります。
作り方はカンタン。
新聞紙を丸めて麻紐で縛り、巣を作られたくない場所に下げておくだけです。
軒下や木の枝などの開放的な場所を好んで巣をつくるアシナガバチに対して効果を発揮します。
2. ペットボトルトラップ
疑似巣意外に、ペットボトルで液体トラップを自作するのも有効です。
こちらも、3〜5月に巣作り場所を探す女王蜂を捕まるためのものです。
ペットボトルトラップの作り方は次の通りです。
- 2リットルペットボトルに切れ込みを入れる
- 酒・酢・砂糖を3:1:1の割合で混ぜる
- 液体をペットボトルに入れて吊るす
ペットボトルの切れ込みで「かえし」を作り、中に入った蜂が出られないようにするのがポイントです。
効果的な蜂よけまとめ
以上、効果的な蜂よけグッズを紹介しました。
それぞれのグッズを、表で確認してみましょう。
名称 | 画像と相場 | 場所と注意点 |
---|---|---|
蜂用殺虫スプレー | 800円〜3,000円 | ◯ 庭、ベランダ、玄関
✕ 植物、ペット |
木酢液 | 700円〜3,000円 | ◯ 庭、ベランダ、畑
✕ 原液で使用 |
ハッカ油 | 1,200円
〜3,000円 |
◯ 室内、庭、ベランダ
✕ 猫、鳥類、フェレット |
アロマ | 1,000円
〜3,000円 |
◯ 室内
(効果:低) |
液体トラップ | 500円
〜1,500円 |
◯ 高所、木の枝
✕ 6月以降 |
燻煙剤 | 1,000円
〜3,000円 |
◯ 室内、屋根裏
✕ 屋外 |
自作蜂よけグッズ | 0円〜 | ◯ 庭、ベランダ
✕ 6月以降 |
あなたの家で使えそうなグッズは見つかりましたか?
「どの蜂よけを試せばいいのかわからない…」
「蜂よけグッズを試したけれど、巣を作られてしまった…!」
このような方は、私たちハチの巣駆除出張専門館にお気軽にご相談ください!
同じ場所に何度も蜂の巣を作られたり、試した蜂対策がなかなか効果を発揮しないときは、専門家に見てもらうのが手っ取り早いです。
家によっては、蜂が侵入しやすいすき間ができていたり、1年以上前に作られた蜂の巣や蜂の死骸がそのままになっていて、不衛生になっている可能性がありますからね。
ハチの巣駆除出張専門館では、蜂の巣自体を駆除したあとで、侵入経路の封鎖と清掃、蜂対策のアドバイスなども行っております。
蜂対策でお悩みの方は、ぜひ現地にて職員にお声がけいただければと思います!
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それでは、あなたの蜂対策が成功し、蜂のいない快適な空間で過ごせることを祈っています!
最後まで読んでくださってありがとうございました。